院長 鮫島 隆晃 令和3年 新年のごあいさつ
年末年始は久しぶりに大きな寒波に見舞われ、山あいに位置する当院の周りもすっかり雪化粧に覆われました。
それは水墨画のような美しさを醸し出し、疲れた心を癒してくれましたが、同時に雪対策に腐心しなければ
ならず、自然と人間社会の共存は努力を要するのが常で喜んでばかりはいられないところです。
2020年は新型コロナウイルスが社会の様々な場面に大きな影響をもたらしました。当院も例外では無く、
あらゆる状況で感染に対する配慮が必要になり、その対応に多くのエネルギーを割いてきました。
今後、どれ程の月日を要するかはまだはっきりとは見えてきませんが、この状況下でできる最善の方法を
模索していくしかないと思っています。
私事ですが、プロ野球観戦が趣味で、自称熱烈なホークスファンでもあります。
中でも、敬愛する王貞治会長が監督時代から
言われていた言葉があります。
「止まない雨はない」
今や球界でも屈指の常勝チームとなったホークスですが、苦しい時代もありました。
今、様々な立場でこのコロナ渦で苦しんでいる方達がいらっしゃると思いますが、
お互いの立場を思いやり、支え合いながら共に乗り越えていきましょう。
最後に、新型コロナウイルスに対応している行政機関の職員、
医療関係者の方々のご苦労に心から感謝します。
春が来て、今年も桜が咲き誇る季節を待ちわびながら。
院長 鮫島 隆晃